スピーチを依頼された時に知っておきたいことThings to know about speeches
結婚式の友人代表スピーチのマナーや決まりについて
友達の結婚式によく招かれることはあっても、友人代表としてスピーチを頼まれることは稀ではないでしょうか。
多数いる友達の中からあなたが選ばれたということは、あなたは新郎新婦から最も信頼されている友人であることの証拠。ここは誇らしく承り、新郎新婦のために心温まるスピーチを届けたいですね。
ここでは、結婚式で友人代表スピーチをする際のマナーや決まりについて、ご紹介致します。
まずは心構えから
1.友人の代表であるという自覚を
スピーチを頼まれただけだから、スピーチだけすればよい、という考えではいけません。両親や上司からは「あのような人が新郎新婦の友人なんだ」と印象に残りますし、話の内容や態度によっては新郎新婦の評価を下げることになりかねません。新郎新婦にとっては一生に一度の晴れ舞台です。十分に気を配りましょう。
2.マナーを守った華やかな服装で
両家の親族や上司など、列席者は圧倒的に目上の方が多いでしょう。品が良く華やかな服装を心がけましょう。
3.自分らしく自分の言葉で
誰もがスピーチのプロではありません。自分の言葉で自分らしく話すことが一番。「かっこつけよう」「プロみたいに話そう」などと考えなくても大丈夫です。
4.自分だからこそ知っているエピソードを
会場にはご両親や会社の上司などが列席しています。新郎新婦には、そのような関係の方には見せない顔があるはずなので、友人であるあなたから見た素直なエピソードが喜ばれます。
5.お酒を飲みすぎない
スピーチの前にお酒を飲みすぎてしまって失敗した、という声をよく聞きます。スピーチまではお酒は控えておきましょう。
6.内容は新郎新婦に確認
新郎新婦には、話す内容について確認を取りましょう。別の方が話す内容と被るかもしれないし、新郎新婦が隠しておきたいこともあるかもしれません。
7.原稿を用意し、声を出して練習
伝えたいことをまとめて原稿を用意し、実際に声を出してスピーチの練習をしましょう。タイマーで時間を計り、3分以内で収まるかチェックをしましょう。本番で原稿を見ても構いません。
8.スピーチの内容についてのポイントはこちらをご覧下さい。
http://www.exeo.tokyo/useful/speech01.html
スピーチを依頼された時に知っておきたいこと
順序について、基本的なマナーと振る舞い
1.司会者から名前を呼ばれる
席から立ち上がり、ゲストの方々に一礼します。そしてマイクの位置まで歩いて向かいます。ゲストからは歩く姿もよく見られています。胸を張って堂々と歩きましょう。
2.マイクの前に立つ
マイクの前に立ったらスタッフがマイクの高さを調整してくれるので、少し待ちましょう。そしてマイクに頭をぶつけないように少し後ろに下がって、会場の方に一礼しましょう。
その後スピーチに入ります。スピーチ中は、目が泳がないように注意し、会場全体を見渡しながら話しましょう。→下記【スピーチの流れ】を参照。
3.スピーチ後にまた一礼
ゲストに向けて深く一礼をします。堂々と歩きながら自分の席まで戻ります。自分の席についたら、軽く一礼して着席します。
スピーチの流れ
1.新郎新婦とご両家に対してお祝いの言葉を述べる
まずは新郎新婦とご両家の方々にお祝いの言葉を述べて一礼します。そして、このような場に招いて頂いたお礼を一言述べましょう。
2.自己紹介をする
自分と新郎新婦の関係を簡単に述べます。そして本題に入る前には「はなはだ僭越ではございますが、友人代表としてお祝いの言葉を述べさせて頂きます・・・」などと添えましょう。
3.新郎新婦とのエピソードを話す
友人ならではの思い出や、感謝の気持ちを盛り込むとよいでしょう。全体で3分以内に収めるためには、エピソードは2分以内、1つか2つに絞りましょう。
スピーチの内容についてのポイントはこちらをご覧下さい。
http://www.exeo.tokyo/useful/speech01.html
スピーチを依頼された時に知っておきたいこと
4.結びの言葉を述べる
これからのお二人の門出に対し、はなむけの言葉を送りましょう。最後に改めてお祝いとお礼の言葉を簡単に述べて締めくくります。
いかがでしたか?新郎新婦・ご両家・あなた自身にとって、思い出深いスピーチになると良いですね。