まずは基本!手紙の書き方とマナーLetter-writing basics & manners
伝わる!有名人の手紙コレクション
スピーチの代筆や手紙の代行サービスの本サイトをご覧いただき、ありがとうございます。
自分の考えや想いを文章や言葉にするのが苦手という多くの方から弊社の手紙代行やスピーチ代筆サービスをご利用いただき、感謝しております。手紙代行やスピーチ代筆サービスの利用をご検討中の皆様の中には「想いや気持ちがきちんと伝わる手紙やスピーチってどんなものなのか」と思っておられる方がいるかもしれません。そこでここでは、伝わる手紙のよい例としてふたりの有名人の手紙を、スピーチ代筆や手紙代行サービスを営む私達ならではの視点も交えて、ご紹介しよう思います。
芥川賞受賞を懇願する、文豪・太宰治の手紙
日本を代表する作家、太宰治を知らないという方はあまりいないでしょう。芥川賞に名前が残る先輩小説家の芥川龍之介を強く尊敬していた太宰は、何度も芥川賞の候補になりながらついに受賞は出来ませんでした。その無念な想いを太宰は、選考委員であった同じ作家の佐藤春夫らへの手紙で何度も吐露しています。たとえば、昭和10年6月の日付があるものには、佐藤からの作品の評価を伝え聞いた太宰が「うっかり気をゆるめたらバンザイが口から出そうで、たまらないのです」と喜びを綴りました。その一方で、同じ年に行われた第1回の芥川賞選考会で魂を込め書いた作品『半生』が受賞作品候補になったにも関わらず選ばれなかったという出来ごとを経て、昭和11年1月に書かれた同じ佐藤宛の手紙には、「今度の芥川賞も私の前を素通りするようでございましたなら、私は五里霧中にさまよわなければなりません」「私を忘れないでください」「いのちをおまかせ申しあげます」などと極めて悲痛な内容。どちらも文学者らしいダイナミックな表現と絶妙なたとえが印象的な太宰の文面です。スピーチの代筆や手紙の代行サービスの利用をご検討の皆様にも参考になる部分はかなりあるのではないでしょうか。
大ファンのダウンタウンに宛てた、俳優・菅田将暉さんの手紙
今最も旬の若手男性俳優のひとり、菅田将暉さんが先日出演したテレビ番組でお笑いコンビ、ダウンタウンを目の前に、ふたりへの熱い想いを手紙で明らかにしました。このファンレターはかなりの長文、本当は全文をご紹介したいのですが、文字量の関係から一部を抜粋してご紹介することにします。
「面と向かうとまともに話せそうもないので、お手紙を書いてきました(略)僕は16歳で上京して今まで一人暮らしなのですが、(略)東京という何も知らない街で昨日まで普通の高校生だった自分が、朝4時に家を出て東映の撮影所で1日を過ごし、24時前に帰宅するという日々の中で唯一の家での自分の時間が、ダウンタウンさんのDVDや番組を見て笑うことでした」「その時は『ごっつええ感じ』ばっかり見てました。『トカゲのおっさん』『ゴレンジャイ』『アホアホマン』『MR.BATER』 数え上げるとキリがないのですが、永遠と見てました。めちゃめちゃ笑いました(略)全て台本なのかな、だとしたらすげーなぁ。はたまた、全てそれぞれの人のアドリブというネタなのかなぁ、すげーなあっと」「そこで僕は、単純にゲラゲラ笑いつつも、『え、これ全部その場の空気でやってはんの!?えぐない?』 何かはわからない圧倒的な大きいものに ふみつぶされる感覚でした」「正直TVで見てると怖いです。でもそれは悪い意味ではなく、(略) 人としての怖さ、他人が怖いと思うのはすごく大事だと思うんです」「松本さんの名言集をあつめたサイトは世の中にたくさんあるのですが、その中で一番好きなのが、『神様は人間を作ったかしらんが、オレは笑いを作っている』という名言です。作っていると、言い切れて笑いになる人物像と自分で客観視できていないと出来ないこの発言。かっこよさと笑いが共存していて アイコンでありながら、お茶の間では、まっちゃんはまっちゃんと呼ばれる、そのバランス。そしてそれが狙いなのかたまたまなのか。 ま、基本的にぼくらのはるか上をいっている頭だから狙いだとは思うのですが、その曖昧さがまたセクシーで魅力的かつ、怖さなんだと思いました」
スピーチの代筆や手紙の代行サービスを行っている私どもからすれば、菅田さんによるこの文面は決して整った文章とは言えませんし、内容も少しゴチャゴチャとしているように思えます。それでも読んでいる者の胸を打つのはなぜかと言えば、この体裁こそが、文頭にある「面と向かうとまともに話せそうもないので」というファン心理だろうと思えるということがひとつ、ふたつ目は菅田さんがまるで目の前で話しているような文章であること、そして書かれている内容がとても具体的だからでしょう。スピーチ代筆や手紙代行サービスを仕事として行っている私達の文章にはない力強さがあります。
そして一見、体裁としてはとても対照的なふたりの文面ですが、どちらにも書き手の気持ちがとても率直に表現されていると感じられます。皆様の伝えたい気持ちや想いをくみ取って、それをスピーチの代筆や手紙の代行に活かすのが、私達のサービスです。スピーチの代筆や手紙の代行をさせて頂く上では太宰治のようなきれいな文体で、菅田さんのようになかなか整理しきれない熱い想いを、スピーチ代筆や手紙代行という方法で形にできたなら、と思います。
最後に、弊社のスピーチ代筆、手紙代行サービスをご利用いただける方にお願いがあります。皆様がスピーチ代筆、手紙代行サービスを利用される際には、スピーチ代筆や手紙代行の準備として、事前に聞き取り取材をお願いしています。まったく初対面の私達ではありますが、言いたいことをことさら整理しようとせず、きれいに語ろうとはせず、いつも通りの言葉で、飾らない本音をお聞かせください。そんな皆様の想いを誰もが聴きやすく、また読みやすい文章にまとめるのが私どものスピーチ代筆、手紙代行サービスなのです。弊社のスピーチ代筆や手紙の代行サービスをご利用いただける日を心よりお待ちしております。